その「努力」必要ですか?
鳥取は花粉じゃ黄砂じゃと騒がしい気候ですが、私は生まれてこのかた花粉にも黄砂にも悩まされた事がありません。
そんなストロングなボディをもつ井木組採用担当の髙原です。
今日の本題は努力をテーマにお話したいと思います。
学校での勉強にしろ、部活動にしろ日々の仕事の業務にしろ恐らくほとんどの人が何かしらの「努力」というものを行っています。
大前提、私は「心身すり減らして頑張って努力しても、それが好きで好きでたまらない人には絶対勝てない」というロジックから努力は極力したくない性格をしております。
(なんかまた外野から言われそう。。。)
そんな髙原も多少なりとも努力することもあるわけでして。。。
だから今回は私の思う「切り捨てた方が良い努力」と「切り捨てちゃいけない努力」について説明していきたいと思います!!
そもそも努力とは何か
広辞苑では以下のように記載されています。
心身を労して目標実現の為に努めること。ほねをおる事。
つまるところ、なにかしらの目標があって初めて「努力」というものは存在するわけですね!
なので目標というものは個人の中にあるので、「努力してください」とか外野がやいやい言うのはそもそも間違っているわけなんですね。
「目標実現の為に努めること」とあるように心身にストレッチを効かせるのであれば、まずは何故それをやらないといけないかを明確にする必要があります。
そうしないと、それはもう努力ではなくて単なる自己犠牲です。
上記のように努力とはあくまで自発的に行われるものである為、「これは努力なのか、はたまた単なる自己犠牲なのか」をきちんと分別する必要があると思いますし、部活や企業で部下や後輩に努力を促す際にも、まずはそれをする事に対するメリットや目標といったものを共有しあくまでも自発的に取り組んでもらえるようにマネジメントしていかなければいけません。
切り捨てた方が良い努力
努力の大前提を知ってもらったうえで本題に入らせていただきますが、結論からいうと目標に対して周り道になるような努力は避けた方が良いでしょう。
た・と・え・ば
・ホームページを作れるようになるために関連の教材を買いあさり熟読する
・営業スキルを磨く為に営業のHow to本を読み漁る
・面接の通過率を上げるために学校の先生や両親にロープレをしてもらう
全否定するわけではありませんが、私個人の意見としては努力するにしてももっと別の効果的な別のアプローチがあるんじゃない?と思っちゃいます。
上記の例でいうと
・作りたいサイトに必要なマークアップ言語を触ってみる
・お客様アンケートを設け自身の営業の改善部分をお客様から吸い上げて仮説と実行を繰り返す
・実際に企業の人事に面接をしてもらいフィードバックをもらう
作りたいサイトによっては使わない言語も出てきますし、営業に関しても最終購入するのはお客様なのでお客様から自分の何が足りないのか聞くのが1番手っ取り早いです。
「HPを作りたい」・「営業力をつけたい」・「内定が欲しい」が根底にある彼らの目標なので、遠回りになる物はなるべく削ぎ落して本当に必要なものだけに自身のリソースを全ベットするのが1番だと思います。
話は少し横道にそれますが、私の好きな言葉のひとつにメジャーリーガーのダルビッシュ有投手が言ってた「努力は裏切らないと言うけど、間違った方向に努力すると平気で裏切るよ」という言葉があります。
かなり本質的な言葉だと思いますし、努力をするうえでも何をどう努力するのか考えたほうがいいでしょう。
切り捨てちゃいけない努力
一方、目標達成の為にMUSTで必要になってくる努力も存在します。
・医学部に入る為に課題科目に加え、受験大学の問題集をこなしていく
・ひとりで建設現場を持つために施工管理技士の資格をとる
とか。。。
目標に対し、それがないとそもそもスタートラインに立てない。
だからこそスタートラインに立つために必要な要素や要因に対しては努力を惜しまない方が良いでしょう。
#なんか
#スゴイ当たり前のこと言ってる
「切り捨てた方が良い努力」と比べて言う事そんなないんですけど、再三言うようですが努力は目標があって初めて成立するものなので、それに対し必要なものは努力をしていった方がいいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
私はなにか課題や目標に取り組む際には必ず
それは自分が努力しないといけないのか(もっとラクな方法はないか)というのを考えるようにしています。
何でもかんでも努力できる事は素晴らしいことだとは思いますが、私はそんな強い人間じゃないので常に「ラクして成果を出す方法」を模索してるわけですね。
・ラクして成果出したい
・心身が疲弊する毎日からおさらばしたい
そんな方は是非1度自分がやってる「努力」を断捨離してみてはいかがでしょうか?