量から質へ
お久しぶりの投稿をさせていただきます。
井木組採用担当の髙原です。
直近の髙原の業務動向はというと、22卒の採用活動と21卒の新入社員の研修だったり受け入れの準備だったりで忙しくもそれなりに充実した毎日を過ごさせていただいている今日この頃でございます。
早速、本題に移りますが以前「新入社員に知ってほしい方程式」というタイトルで物事の成果や結果は質と量の掛け合わせで決まってくるよというお話をさせていただきましたが、これに関して最近気持ちの変化というか思う事が出てくるようになりました。
※「新入社員にい知ってほしい方程式」を読みたい方はコチラから!!
量はだんだんこなせなくなってくる
基本的に若いうちは、なんでもどんどん物事に取り組んでいって自分の知識や経験、スキルを積むことに時間を使っていくことがベストだと思うのですが、これができるのもあくまで若いうちだけなんですよね汗
会社のなかで順当にキャリアアップしていけば自ら活動するプレーヤーから、プレーヤーを育てるマネージャーの仕事にシフトしていく関係上、他人に時間を盗られてしまう事が増えてしまいます。また結婚や出産、育児といったプライベートの方でも変化が起こればますます時間で物事を解決したりすることは難しくなってくるでしょう。
つまり、亀仙人くらい凄い体力のある人間じゃない限り、ほとんどの人間がどこかのタイミングで量から質に比重を置いてパフォーマンスを発揮できるようになり、成果を残していかないといけなくなってくるのです。
じゃあどうすればいいの?
自身の体力やライフイベントが発生するタイミングによって変わってくると思いますが、私の感覚として35歳までにどれだけスキルや経験を蓄え、質の部分を磨いていくがが重要になってくると思います。
そ・れ・で
スキルや経験で得たものが自分の資本にキチンとなっているのか?
得たスキルや経験がお客様はじめ多くの人に必要とされるものなのか?
これを冷静に見極めていかないといけないと思います。
これをしていかないと「量」がこなせなくなった手前、簡単に軌道修正もできないですし、結果として成果にもむずびついてこないと思います。
具体的な判断材料として
・自身を応援してくれる人が社内外で10人以上いるか(組織の意思決定者で)
・自分のスキルに付随する求人が増加傾向にあるか否か
・自分のスキルや経験をもっている人間が周りにどれくらいいるか(少ない方が良い)
自分のファンを把握すれば自身の仕事やそれ以外の部分での「信用」を測るバロメーターになりますし、自分の得たスキルや経験の需要と供給のバランスを見ることが出来れば客観的に自分の希少性を見ることもできるでしょう。
1つ目の要素は「仕事のしやすさ」と「成果を出しやすい環境」に直結します。
この数が多ければ多いほど、自分の主張を発信しやすくなりますしそれに伴い成果も出しやすくなってくるでしょう。
2つ目と3つ目は自身のポジションや市場価値に関係してくるものになります。
周りが価値のあると感じているものの数が少ないものに関しては、総じて値段が上がったり物事の主導権を握りやすくなったりします。これをビジネスの場で置き換えると給料と裁量になるわけなのですが、特に後者をいかに高めるかが、より少ない労力で大きな成果を生み出すことが出来るでしょう。
話は少し横道にそれますが、この2つは転職を考えている人も一度自身のキャリアを振り返って考えてみてほしいと思います。この2つの要素が大きなものであれば「キャリアアップの為の転職」もしやすくなります。
話を戻しますが上記を判断材料として並べ、自分の今している物事がこれらを身に着けていくことが出来るのか否かを質を求めるにあたり精査していくといいではないでしょうか?
まとめ
話が長くなっちゃいましたが、今回のお話の要点をまとめると
①若いうちは質より量を追った方が良い
②中堅レベルになると量<質で成果をだし、市場価値を高めていく必要がある
③質を上げる為には3つの要素を高める必要がある
こんなところです。
就職活動をしている人や自身のキャリア形成に悩んでる人は、私自身それなりに就職活動や転職活動のお手伝いをさせていただいた経験からお話できる事もありますので是非お気軽に髙原までお問合せください。
(勿論、髙原が惹かれれば一緒に働きたいと口説きにかからせていただきますが笑)
現場からは以上です!!