こんな相談はするな
仕事というものは波があるものでして、それでいうと総務のお部屋がかなり波が荒れている状態だな~と感じる井木組採用担当の髙原です。
お手伝いができるものがあれば喜んでさせていただく予定ですが、現状特段私の至らない力ではどうする事もできなそうなものばかりなので、肩もみとエールを送るという2点で空気の貢献を図ろうかと画策している今日この頃でございます。
さて、そんなこんなで今日の本題。
普段私達は仕事でもプライベートでも何かしらの「報・連・相」を繰り返しながら生活しています。とりわけ仕事での報連相はクレームや思わぬトラブルを未然に防いだり、これらが起こった時にも最小限に留めるのに効果的とされ多くの企業で報連相は推奨されています。
ですが、報連相のとりわけ相談の部分は場合によっては毒にもなるので相談は慎重にした方が良いものがありますので、今日はそこのトコ詳しくお話したいと思います!!
人生をBETするようなものは相談するな!!
進路や就職先など、自分の今後の人生にまつわる悩みごとは他人に相談してもほとんど建設的な回答が返ってこない為、相談するだけ無駄です。その理由については以下の通りです。
①比較ができないから
②ポジショントークが発生するから
③人生に責任が持てなくなるから
①比較ができないから
皆さんの体はひとつなのでAとBのふたつの道が分かれている時に進める道は1つしかないと思います。それでなんですけど、「Aを選んだ未来」と「Bを選んだ未来」どっちが自分にとって幸せだったかなんて比較のしようがないじゃないですか?
休みとか給料とか、学校でいうと偏差値みたいな定量的なものを幸せの判断軸とするのなら比較しやすいぶん、そもそも悩むことなんてないと思いますが精神的なものだとどちらも経験してみないと効果が分からない為比較のしようがないんですよね汗
だからこそ、Aを選んだ人とBを選んだ人に話をそれぞれ聞いてみても自分が選んでない方の選択肢については語る事が出来ない為、建設的な回答が返ってくる可能性は限りなく低くなります。
②ポジショントークが発生するから
学校や家庭、会社の上司や同僚などみなさんは何かしらの組織に所属しながら生活しています。なので相談したとしても、大なり小なり自分が所属している組織のフィルターを通してでしか意見やアドバイスは下せないんですよ!
例えば、社内で活躍している社員が転職して別の仕事がしたいことを伝えたとします。
会社はそれを素直に応援してくれますかね?
だって活躍してるんですよ?
会社側も、活躍している社員には後輩を育てたりもっと大きな仕事を任せたいという気持ちがあると思いますので、相談したとしてもきっと転職する未来に対してのネガティブキャンペーンが大半のウエイトを占めることとなると思います。
知らないことや不確定な未来については本能的に人間は恐怖する生き物でもありますので、周囲にとって真新しいものであればあるほど批判的な意見が飛んできます。だからこそ仮に誰かに相談するにしても返ってくる回答が客観的な情報なのか、相談相手の主観や立場が入ったポジショントークなのか聞き手側はキチンと分別する必要があります。
③人生に責任が持てなくなるから
ここまでいくつか理由を挙げさせていただきましたが、私個人的にはこの「人生に責任が持てなくなるから」というのが人生をBETするような相談を他人にしない方が良い最大の理由になります。
もし、周囲におされて選んだ未来で大きな挫折を味わった時に環境や他人のせいにしない自信がありますか?
「環境や他人のせいにしてしまうかも。。。」心に1ミリでもその気持ちがある方は相談はしないことをオススメします。自分の人生は自分のものですし、赤の他人が自分の人生に責任を持ってくれることはまずありません。
だからこそ、自分の人生を自分でしっかり責任を持つためにも人生をBETするような大事な決断ほど自分で決めた方が良いと思います。
そうは言っても。。。
なかなか自分で決められなかったり悩んで前に進めない事もあるかと思います。そういう人は、途中少しお話したように客観的な情報と主観やポジショントークを分別する事を意識しながら相談を持ち掛けてみるといいでしょう。
主観やポジショントークは切り捨てた方が良いので、「相談」というより決断する為の「情報収集」をするというスタンスで臨むと良いと思います。
また、最後の決断のタイミングの際のコツなのですが「仮に失敗しても今後の糧にできたり、笑い話にできるほうの道」を選択する事が個人的にオススメです。
①でお伝えした通り、選択肢の比較検証ができないので1度選んでしまったら、もうその道が失敗じゃないように努力する事しかできません。だからこそ仮に選んだ先で躓いたとしても、今後の教訓にできたり笑い話にして他人を喜ばせれる方だったり、なにか次に繋げれそうな道を選んでみてはいかがでしょうか?
最後に、大きな決断をする際に大事になってくるものは合理性以上に本人の納得感だと思ってます。人生の岐路に立つ人には自分が最も納得する人生選択をしていただきたいと思う今日この頃でした!!