革命を成功させるには?
柑橘系飲料の魅力に引き込まれている井木組採用担当の髙原です。
最近、夜寝る前にホットの柚子やグレープフルーツの紅茶を飲んでるんですけど、これがまた凄くて夜なかなか寝付けない私でも布団に入って5分もたないんですよね!!
だから、夜なかなか寝付けない人は試しに柑橘系の飲料をホットで飲むことをオススメします。
※あくまでも個人の感想によるものです。
そんなこんなで今日の本題。
学校やバイト先、はたまた会社のなかで「もっとこうしたらいいのに」とか「これはムダでしょ!!」と感じる事は1度や2度ではないはず。。。
この問題に対して、甘んじて今の環境を受け入れる人もいれば革命だと言わんばかりに行動をおこす人との2パターンに分かれると思うんですけど、今回はそんな革命をおこしたい人向けに新しい意見を通すならここは抑えないとねという項目をいくつかご紹介したいと思います!!
革命を起こす前に是非今回の記事は一読していただければなとおもいますのでよろしくお願いします^^
※今回は少しでも頭に入ってきやすいように、社内の電子化という革命をおこしたい人を例に挙げて話をしていきます
①今のシステムは最適化されている
そもそもの話になっちゃいますが、本当にその革命必要ですか?
どんな環境においてもルールを作った誰かにとって最適化された環境だという事を理解した方が良いと思います。今回の例だと、それが社長なのか総務の部長なのかはたまた別の誰かなのか、、、。
誰かが作ったルールというのは、他でもないその誰かにとって最も都合の良いように作られたものなのです。だからこそ、まずはこういうものなのだというのを理解しておかないと誰も望まぬ革命を起こしてしまうことも、世論を味方につけて革命を起こしても大敗する可能性も高くなってしまいます。それと併せて、自分の革命の成功の有無は自分の立ち位置によっても一定変わってきます。自分に発言力や求心力のある有力大名のような存在であればいいのですが、逆に自分がただの足軽兵だと途端に幕府を倒すのは難しくなってしまいます。
要点をまとめると
1:革命のおこし先(会社や学校など)のルールを知る
2:その中での自分の立ち位置を知る
この2つが重要となってくるわけです。
革命を起こす前段階の1つとしてここは抑えて置くと良いと思います。
②誰が得するか(損するか)把握する
抜本的なルール改定を伴うような大きな革命であればあるほど、この誰が得するか(損するか)というのをしっかり考えていかないといけません。
今回の例だと
得する人:若手社員や間接部門の社員
得する理由:印刷代の削減や、議事録や資料も紙で用意する必要がなくなるので金銭的にも肉体的にも楽になる
損する人:経営者や高齢の社員
損する理由:導入費用や電子システムの使い方を覚えるという手間やコストがかかってくる
こんなところでしょうか?
なので、革命を起こす際は得する人(損する人)を洗い出したうえで損をする人が出来る限り損をしないよう策を講じていく必要があります。
Win-Loseの革命よりWin-Winの革命の方が勝率は高くなりますので!!
③キーマンを理解する
基本的に革命は1人1票の選挙ではなく、人によって発言力や議決権が違うAKB48の総選挙のような形式で決まるもんだと思ってください。
なので、革命を起こす際は
①市民の声を沢山集め
②権力者を仲間に引き入れる
この2択しかないんですよね。で、ほとんどの革命が立場が近いからという理由で①の路線を取ろうとするんですけど、市民の中には何も考えていない人や環境が変わる事を嫌う人、革命の良い悪いなんかどうでもよくて「○○さんが言ってるからOKとかNG」みたいな思考の人がいる事を忘れてしまい、結果として革命は失敗に終わる事が多かったりします。
だからこそ大きな提案をする時ほどキーマンを抑える事は重要になってくるわけです。
私の思う理想の勝ちパターンとしては
①発言力のある権力者を仲間にする
②権力者の影響力が及ぶ他の権力者や市民を仲間に引き入れる
③革命を起こしたいを多数派にして革命を達成させる
こんなところでしょうか?
今回の例で当てはめると会社の規模によってもキーマンは変わってくると思いますが、基本的には人望のある執行役員か経理のトップを味方に引き入れると革命の成功確率は上がってくると思います。
いかがでしたでしょうか?
学校でもサークルでもバイト先でも、なにか大きな提案を行う際は今回説明した3つの項目を抑えて革命を起こすと良いと思います。
現場からは以上です!!