レバレッジを効かす
最近、自分のなかでの考えがいろいろ変わってきています。
例えばよく面接で「学生時代に勉強しておいた方が良いものはありますか?」という質問を受けるんですけど、これまでの私は構造思考を身に着ける為にマーケティングを勉強しておいたほうが良いよと答えてたんですね。
たしかに今も勉強しておいて損はないと思っていますし、凄い大事な事なんだとは思ってるんですけど普段の仕事のなかでこういった思考が必要な仕事ってそんなに多くない事に気づいたんです。
そんな事があってから最近は同様の質問を受けた時には哲学とか組織設計論、財務系の勉強をどれかひとつでもフワッと頭に入れておくと良いよと伝えています。というのも、学校の先生をしてる兄弟からいろいろ授業の話を聞くんですけど学校教育ではほとんどの人が民間企業に入るのにも関わらず社会のルールを学ぶ上で大事な人やお金の部分は教えてないんですよね。
これ、私個人的にはこれから野球をやるのにバットもグローブも持たずに試合に臨むくらい危険な事だと思っていて、これから参加するゲームを理解するうえでもこれらの学問は抑えておいて損はないよと伝えるようにしています。
また、哲学についてなんですけど私の意見として恐らくほとんどの人がどこかのタイミングで自分の人生に折り合いをつけていかないといけない時がやってくると思っています。ムチャクチャ給料稼ぎたいと思ってても多分ビルゲイツには一生かけても勝てないと思いますし、好きな事だけして生きていたいと思っていても結婚のタイミングで我慢を強いられることが増えてきたり。。。
他人や周りの環境と比較して自分が幸せかどうかなんて測れるものでもありませんし、9割の物事が他人と比較した相対評価で比べられる世の中だからこそ今後の人生を精神的に豊かに過ごしていくために哲学ってものは結構大事な学問だと思ってます。
で、話は少し長くなっちゃいましたが今日の本題。
新しい知識やを手に入れようとした時に気持ちや金銭的な面で苦しく感じることはありませんか?
・○○の勉強したいけど時間がない
・経営者との人脈を作りたいけど彼らが出入りする場所に足を運ぶのは金銭的に苦しい
みたいな感じで
今日はそんな人向けにそれ考えるだけムダだよ!?って話をしていきたいと思います。
消費をしないと物は買えない
何かを得ようとした時に同等のなにかを失う、これ即ち等価交換の原則って奴です。
#ハガレンに影響受けてます
商品を購入しようと思った時はその価値と同等のお金を消費しますし、筋トレをして体を鍛えようとしたらそれと同時にトレーニングに必要な時間というものを消費していきます。なので、自分にとって大きなものを手に入れようとしようと思った時ほどお金や時間、メンタルなど大きなものを消費したりリスクを負う事になっていくわけです。
これを金融用語でレバレッジを効かせるといいます
このように私たちは様々なところでレバレッジを効かせながらモノを手に入れたり逆に何かを失ったりして私たちは日々の生活を過ごしているのです。
あ、話は少し横道にそれちゃうんですけど、仮に学んでみたい事や手に入れたいものがそこまで時間やお金、メンタルを消費しないものは世の中的にはあまり価値がないことが多かったりします。言い換えれば誰でも手に入れれるものは市場ではライバルまみれになるので、仮に世の中で需要があったとしても1人あたりが社会に還元できるボリュームは小さくなってしまいます。
話を戻します。
時間・メンタル・お金の消費をし何かを手に入れるなかで消費の優先度合はどの塩梅が適切なのでしょうか?
これは本人の価値観に大きく左右される部分が大いにあるんですけど、私は消費しても良いと思える順に①お金②メンタル③時間の順番となっています。
理由はお金は自分の市場価値を上げれば勝手についてきますし、メンタルもがどんだけやられてもサウナに入ったらだいたい復活するからです。
#サウナは私のベホマズン
でも時間に関してはどんだけ頑張っても後々リカバリーする事が出来ないので、何かを手に入れたいと思ってもできる限り時間は消費させない方向でいつも考えています。ただ先にお話したようにここは本人の価値観に大きく依存する部分があるので、その価値観を見つける為にも哲学って結構大事なんじゃないかなと思う今日この頃でした!!
(アレ、、、なんか冒頭の奴に着地しちゃってる。。。)