就活傾向の3タイプ
先日、家庭用ゲームを作ってる知人から現在のゲーム産業は巣ごもり需要の影響でスゴイ活気がある反面、なかで働く企業は物凄く大変なんだという愚痴をさんざこぼされました。
・無料アップデート等、ユーザーはタダでゲームボリュームの拡張を求めてくる
→拡張内容が少ないとユーザーから叩かれる
・他の企業のゲームクオリティが高すぎて勝負するのが大変
→グラフィックの向上やCVを入れるとなると利益が下がる
こんな話を聞いた手前、現在やっているゲームのアップデート内容に文句をたらしてた自分をさらし首にしてやりたいと思った井木組採用担当の髙原です。
さて。
今日は、就活生向けに「就活偏差値」をレベル分けしてご紹介したいと思います。
・就業後のミスマッチを減らしたい
・社会人になって活躍したい
・選考が通過せず就活が上手くいってない
そんな学生様はこれから説明する内容を抑えて就活に励めばきっと上手くいくと思いますので、是非一読くださいませ^^
レベル①:消費者目線の就活~就活偏差値40以下~
「この企業名よく見るな」「従業員人数の多い=いい会社」という理屈で業界や企業を選定していく就活の方法です。
私の感覚値だいたい60%くらいの学生がこの目線で就活をしていますが、結論から言うとこの方法は最も内定が貰いにくい&入社後のミスマッチが最も高い就活傾向であると言えます。
理由はザックリこんな感じ
①認知度の高い業界は供給過多が起こりやすく採用倍率が高くなりやすい
②①で勝ち上がった猛者たちと社内で競争していかないといけないので出世も大変
③認知度が高い業界のほとんどが新規参入がしやすい業界だから競合企業も多い、だから会社としても現状維持させるのも一苦労
既に成熟している市場に「知ってるから」という理由で就業先を決めちゃうと、先行者利益を得る事ができないのは勿論。
ライバルが多い為、自分の取り分を増やすどころか維持するのも大変だったりします。
なので、このマインドで就職活動をしている方は早急に改善した方が良いと思います。
レベル②:投機家目線の就活~就活偏差値59以下~
「今テクノロジーがアツいからIT業界に行こう」みたいな発想の就活生がこのパターンです。
近年この層は増えてきていて3割くらいがこの思考で就活をしている気がします。
近年のトレンドにアンテナを張ってる点では物凄く評価はできるんですけど、スゴイ大事なことがひとつ抜けてるんですよね。
アナタにその業界職種の適性はありますか?
例えば同じIT業界でもソフトウェアを提供している会社とサービスを提供している会社とでは取引先や利益率の相場、社風もガラッと変わってきますし職種が代われば一日の大半を占める作業の内容も大きく変わってくるでしょう。だから業界ばかりに目がいって自分にキチンとフォーカスを当てない就職活動って丁半博打をやってるのと一緒なんですよ。
なので、このマインドで就活をしている学生様は一度地に足をつけて「自分の強みや弱み」を棚卸してみるといいでしょう。
レベル③:投資家目線の就活~就活偏差値60以上~
世の中の市場はどうなのか?
自分は相対的にどの能力が秀でているのか?
これらの事を考え自分のファーストキャリアをどこに投資すべきか考えながら動いてる就活生が就活生としても勿論、ビジネスマンになっても最も戦闘力の高い人間になれます。
正直、この就活方法が自己認識のズレが少ない分内定貰える確率も高くなりますし自分の能力を客観的に分析したうえでファーストキャリアを選んでいる為、入社後のミスマッチも起こりにくいです。
わかり易く言うと、一番費用対効果の高いモノに自分の人生をBETしてるのでリターンがでかいってコトです!!
いかがでしたでしょうか?
時期的に多くの学生様が何度か面接をして「合否」という形でフィードバックが返ってきた頃かと思います。
上手くいってる人は引き続き頑張ってほしいですし、そうじゃない人は自分が今度の目線で就活をしているのか立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?
以上、結論「自己分析は大事だよ」って話でした!!