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井木組 採用担当の奮闘記

知ることの大切さ

2021-06-04

一度気になると他の事が手つかずになってしまう井木組採用担当の髙原です。

 

最近気になった事として「競走馬の安楽死」があるんですけど初めて聞く方もいると思うので簡単に説明します。

レース中や練習中に事故等が原因で骨折した馬は場合によっては安楽死させられるそうです。

比較的最近の事例だとあのディープインパクトも2019年に骨折が原因で安楽死の処置を取られたりしてるっぽいですね。。。

 

多分、何も知らない人とかだと「骨折くらいで殺すなんてかわいそうだ!!」って話になってくると思うじゃないですか?

実際私もそう思いました。

 

でも違うんです。

人と馬の骨折はどうもワケが違うみたいなんです。

 

まず、馬の体重はだいたい500キロくらいなので骨が一本折れちゃうと150キロ以上の重さがあの細い足にかかってきてしまいます。ほとんどの馬は寝返りを打つことも横になる事もできないので、一本でも骨が折れると残り三本の足も何かしらの故障がでてくるんですね。

(なんなら重さのせいで横になると地面着いたところが壊死する恐れもあるそうです)

 

 

また、馬は体のつくりの関係で心臓の動きだけでは全身に血液をいきわたらせることが出来ません。

その助けをしているのが足なんです。

歩けない状態になると、古い血液が足に溜まって痛みを伴いますし全身にも上手く血液を回していくことが出来ないので、骨折→心不全で死亡みたいなことも馬は起こるのです。

 

だからこそ「長い療養生活や苦しい心不全での死を迎えるより、、、」という理由で獣医さんが馬主に安楽死を勧めるそうです。

 

ここまで聞いて簡単に「骨折くらいで殺すなんてかわいそうだ!!」って言えますかね?

たしかに可哀想なのには変わりないですけど、そもそも安楽死の決断を下すにあたり一番辛いのは獣医と馬主さんに決まってるんです。

ウマならではの事情を知ってる彼らだからこその葛藤とかもいろいろあると思いますし、そういった人達の考えや意思決定を最大限尊重してあげる事って大事なのかなと思いました。

 

 

沢山の事を「知る」ことで、いたずらに人を傷つけたり非難せずに済むと思いますし「知る」ことで大切な何かを守れることだってあるかもしれません。そんなこんなで「知る」ことの大切さについて改めて学んだ今日この頃でした!!

 

PS.今「ウマ娘」というゲームが凄いアツいみたいです。私はやらないですけどご興味のある方は是非一度プレイして私に感想聞かせてください

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