イメージを味方につける
最近、「令和の虎」というyoutube上での番組にハマっている井木組採用担当の髙原です。
タイトルから一部の方は察していただけるのではと思うのですが、番組の内容としてはひと昔前に流行った「マネーの虎」の現代版なんですけどこれがまた超面白いんですね!!
特にこれから社会人になる人とか、社会人なりたてホヤホヤの人とかは、なかなか経営者のマインドに触れる機会もないと思いますのでこういった番組から学んでみても面白いんじゃないかな~と思います。
さて、そんなこんなで今日の本題。
「周りが右向いてたら自分も右を向かないといけない」とか「周りにこう思われちゃうから、、、」みたいなマインドは全く持ち合わせていない私ですが、世間のイメージだったり印象だったりはアンテナを張っておいて損はないと思っています。
アンカリングとは?
ここから少し経営学とか心理学のお勉強になるんですけど、アンカリングという言葉はご存じでしょうか?
アンカリングとは「安価な品=粗悪品」「有名ブランドの商品=品質も一流」のように全然イコールにはならないんですけど、モノゴトの印象から人が勝手に解釈してしまう現象の事を言います。
この現象の何が凄いかって、実際の事実とは関係なくてもなかなかこの印象はひっくり返らない事なんですよね!!
それこそ「今時の若者は、、、」とかいい例じゃないですかね?
(何年このワード使われてんだよ!!)
で、ひっくり返らないならひっくり返らないで私達は何かしら策を講じていかなければいけなくて、逆に策を講じていかないと場合によっては延々と損や被害を被り続けることだってありえるんですね。
だから「挨拶だけは元気にちゃんとやってね」と私が新人や面接に来る学生に対して言ってるのはそういう理由だったりします。
マナーや挨拶ができない人種だと若者がアンカリングされているのであればそこをはみ出した人間になればいいんです。そんな人間になれば周囲からの印象や感想が「最近の若者は挨拶もできない」から「若いのに元気に挨拶してスゴイね」にかわるので。。。
挨拶を元気にするだけですよ!?
やることの難易度としては幼稚園児でも苦労することなくできるレベルではあるのですが、これをしっかりやるだけで周囲からの評価もグッと向上する事でしょう。
逆に。
若い人間はPC操作に強いと思っている人も一定数いるので、そんな人達の期待を裏切らないように社会人になるまでにできるようになっておくのもいいでしょう。
他人からの評価というものは評価者の情報量から算出される相対的なものによって決定します。
だからこそ、相手が持つイメージや印象にアンテナを張ることで最小の手間で最大限の効果を生みだすことが出来るのです。
いかがでしたでしょうか。
インターネットやSNSが普及し周りの印象が可視化されやすくなった現代では、逆張りをして好評価をもらうことも及第点を取って陰口をたたかれないようにするのも割と難しい事ではないように思えます。なので、皆さんも是非イメージを味方につけて日々の生活を過ごしてみてはいかがでしょうか?
きっと上手くいくはずです(根拠のない確信)