苦労や努力
2021-10-15
歳を重ねるごとに様々な執着がなくなってきた井木組採用担当の髙原です。
それこそ、ひと昔前なんかは「美味しいモノを!!」とか「みんなが知ってるモノを」みたいな感じで外食をする分にも服を買う分にも有名店の高級品を頼んでいた時期があったんですが、最近になって毎日の魚肉ソーセージが楽しみなくらいには庶民派な人間になってきました。
#I Love スケトウダラ
そんな感じで時間は人の価値観を変えるもんなんだなと感じた今日この頃です。
さて、そんなこんなで今日の本題。
「石の上にも三年」とか「置かれた場所で咲きなさい」みたいな感じで、今ある環境下で努力や苦労を重ねることを日本は美徳としているように感じますが私はそんな風には思いません。
例えば今の時代に電話ボックスの普及率を向上させようとしても、120%不可能ですし、私が今からジャニーズを志そうとしてもルックスも歌も踊りもセンスは持ち合わせていないので逆立ちしたってアイドルにはなれません。
ムリなもんはムリなことなんて、世の中にはゴロゴロあるんです。
だから、時には人生のなかに「たたかう」ボタンの他に「にげる」ボタンも用意しといていいのではないかと考えています。
でも私自身、実体験として「苦労」がそのまま糧になったケースも沢山ありましたし、その逆上記のように「この苦労なんだったんだ?」となったケースも沢山あります。そこで今回は効率よく苦労する為に「やるべき苦労」と「やらない方がいい苦労」についてご紹介したいと思います!
やらない方がいい苦労
車輪の再開発になるような苦労は絶対にしない方がイイと思います。
資格勉強の独学だったり、仕事の上でも既に会社で存在していた業務を1人で進める事だったり。。。
これらのような先人の知識や知見が使えるものについては遠慮なく使ってできる限り無駄な努力は削ってった方がイイと思います。
でもこれプレイヤーで考える分にはいいんですよ。
しかし世の中には一定数「俺が経験した苦労はお前も経験するべきだ!!」みたいなヒステリック人間が存在するんですね。そういう人は目的を達成させる為に苦労をさせるんじゃなくて、苦労をさせる為に苦労をさせようとしてくるので正直害悪ポケモン以外のなにものでもありません。
もしこれ読んでる人に上司とか先生みたいなポジションの方がおられましたら、部下や生徒には「自分の経験したことのない苦労」をさせてあげるよう所望します。
やるべき苦労
経年劣化しにくいモノに関しては努力や苦労をするメリットは高いように思います。
料理を覚えることであったり、資格を取ることであったり。。。。
でもここについても1つ注意してほしいことがあります。
それは「何の為に苦労するか」をきちんと理解しているかという事です。
「異性へのアピールポイントを増やす為」とか「弁護士になりたいから」みたいな自分のなかで明確な目的意識があればその苦労は絶対やるべきだと思いますが、なんとなく将来役立ちそうだからの苦労はしない方がイイと思います。
努力や苦労をするにしても必ず「目的」とセットで考えていくようにしましょう。