無くなる仕事・無くならない仕事
2021-10-19
なんか最近「X-Tech」というワードをよく耳にしますね。
初めて聞く方に簡単に説明すると、フィンテックやアグリテックに代表されるように既存の産業にテクノロジーを掛け合わせたものの総称を「X tech(エックステック)」と言います。
で、それに付随する形で今後優秀なAIやロボットが広く浸透してくると当然無くなる仕事が出てくるじゃないですか?
この無くなる仕事についてはいろんな専門家が予想を立てているのでこの手の議論は彼らにお任せしたいと思うんですけど、私が思うにどんな優秀なロボットやAIが日常に流通してきたとしても、それと並行するかたちで「人である事の付加価値」って必ず上がってくると思うんです。
例えばコールセンター。
今、多くのカスタマーサポートが自動音声で案内していると思うのですが、9割方自動音声の指示に従っていたら方がつくはずなのに、直接人に問い合わせをしてる人って相当数いるじゃないですか?
他にも、保険や証券等の金融商品もインターネットで済ました方が安いはずなのに担当の営業マンから直接購入する方もそれなりにいることと思います。
つまり、インターネットの普及=雇用の壊滅というわけじゃない。
むしろテクノロジーが普及した今だからこそ、人だから提供できるぬくもりとか安心感のようなモノが価値として機能するようになったのではないでしょうか。
つまるところ、いつどんなテクノロジーが出て自分と競合するかわからないからこそ自分の人間力を磨いてくことはこれからの社会スゴイ大事なことだと思います。