ふと感じたこと ~髙原与太話回~
建設業は労働集約型のビジネスモデル。
一般的な製造業なんかは会社の売上=生産工場の生産性に比例するのですが、建設業は人ありきのビジネスモデルなので人がいない事には工事をする事は勿論、そもそも工事を請け負うことすらかないません。
だから建設業は「ヒト」ありきのビジネスモデルなんです。
それを踏まえたうえで今日の本題。
経営の三大資源として「ヒト・モノ・カネ」が挙げられますが多くの経営者や人事担当者が「ヒト」がもっとも重要だと答えると思います。
私も同意見です。
お金やモノを動かすのは人ですし、お金やモノはそれ以上の価値を発揮しない(1円はひっくり返っても1円みたいにね)ですが、人は1人で1.5人分くらいの戦闘能力を発揮してくれることがありますし、それを組織だって行えば何倍何百倍と生産性の高いお仕事を行う事だって出来るからです。
まぁその逆、従業員の戦闘能力が期待値の半分の成果しか挙げれていなかったりしたら会社としては大きな損失になるんですけどね汗
要するに経営資源でいうところの「ヒト」は企業の経済活動を劇的に加速させる起爆剤にもなれば、企業を停滞、最悪のところ倒産にまで導く毒にもなるってわけです。
建設業は労働集約型のビジネスモデル。
他の業界と比べて人に対する依存度が高い為、企業を存続・成長させるためには一にも二にも新しい従業員の採用と戦力化へ向けた研修。そして「やっぱこの会社が1番イイよね」と社員に言ってもらえるような職場環境を作っていかなければいけません。
優秀な人材を採用し、育て、定着させる事こそが労働集約型のビジネスモデルである建設業が存続、成長する唯一の方法なのだと思います。
「会社の将来は俺にかかってるんだ!!」の気持ちでお仕事に取り組んでいきたいと感じた今日この頃でした!!