髙原が学生に求めている能力 ~Ver.1.2~
GWはBBQとスポーツ(ゲームだけど)に勤しんでいた井木組採用担当の髙原です。
社会人になると連休が貴重なもんだから、最初はどっか遠出をしてみようかと思ってたんですけど結局準備をすることの面倒くささだったり、財布からお金が減っていく虚しさの事を考えるとなかなか外に出れずにいた今日この頃でございます。
多分、私は時間とお金にすっごくケチなんだと思います汗
さて、そんなこんなで今日の本題。
当社では毎年のように新卒採用を行っており、おっさんだらけの当社でもおこがましい話ではございますが求める人物像というのを作らせてもらってます。
よく当社の採用サイト等で見かける「明るく・素直で・意欲的に取り組むことが出来る」の3点なのですが、それとは別に私も私なりに活躍している社員の傾向から「活躍する社員の人物像」というのを用意して面接に臨ませてもらっています。
と、いう事で今回は年度も変わって若干のアップデートを施した髙原が学生に求めている能力~Ver.1.2~をご紹介したいと思います!!
①愛嬌
これはホントにボロ雑巾になるまで私が擦り上げている物なんですけど、マジで愛嬌さえあったら20代のうちは大概の事はなんとかなっちゃうんですよね笑
愛嬌があると
・先輩が優しく面倒を見てくれる
・ミスをしても助けてくれる
・成功と失敗のハードルが下がる
と、このようなメリットがあります。
皆さんもアルバイトやサークルで可愛げのある後輩が入ってきた時に懇切丁寧に仕事を教えたり、ジュースを奢ったりしたことなんかないですか?
仕事も基本的にはこれと一緒でそんな懇切丁寧に教えてくれたり公私ともに面倒を見てくれる人が周囲にどれだけいるかで、職場の居心地の良さであったり自身の成長はかなりの確率で決まってくると思います。だから私は口酸っぱく「愛嬌は大事だよ」というようにしてるんです。
②コミュニケーション(情報伝達)
多くの企業が学生に対して求めているコミュニケーション能力(通称コミュ力)。
私は情報伝達のコミュニケーション能力と関係構築のコミュニケーション能力で分けて考えるようにしています。
まず、情報伝達のコミュニケーション能力とは何かというと、分かり易くいえば「10ある情報を正しく10伝えることが出来る能力」だと言えると思います。
お金であったり期限であったり、仕事をしているとミスをすると大きなトラブルになってしまうような情報のやり取りが頻繁に発生します。そんなやりとりのなかで社内で決めた金額と違う金額をお客様に提示したり、打ち合わせの時間を勘違いして相手を相当待たせてしまうようなことが起こってしまうと取引先に迷惑がかかるのは勿論、自身の信用残高も大きく減ってしまう恐れがあります。
だから、私は「Q&Aにズレなく回答ができるか」という観点から面接時に学生の情報伝達におけるコミュニケーション能力を見るようにしています。
③コミュニケーション(関係構築)
一方、関係構築のコミュニケーション能力は端的にいうと「仲良くなる力」の事を指します。
とはいえ、学校のクラスや部活動、職場なんかでの「特定のコミュニティにおける長期間の関係構築の能力」を面接の場では図ることはできません。
それは面接という場が社会人対学生という異なるコミュニティに所属している者同士の話し合いの場だからです。
だから私はこの能力に関しては正直、面接でわかる情報ってそんなにないと思っていて結局「この人の志向性や選社軸はうちの子の社員と合いそう」という経験則からくる勘でしか答えをはじき出せなかったりします。
ただ、そんな関係構築のコミュニケーション能力でも面接段階で1つわかることがあるとすれば「いかに短い時間で初対面の人と仲良くなれるか」ですかね。。。
ちなみに私はこれをナンパ力と呼んでいます。
実際、ナンパ力があると研修や部署配属された際に早いタイミングので相談しやすい環境を作ってイイスタートダッシュを切ることが出来ますし、会食や初めての現場仕事等この能力は何かと役に立つ能力だったりします。
だから、採用選考の場においても初対面の人(髙原)とお互い気持ちよく会話のキャッチボールをする事が出来るかという観点で関係構築のコミュニケーション能力を図るようにしています。
いかがでしょうか。
今回私がお話したのは「あくまでも井木組、ひいては髙原はこうだよ」って話なだけで企業や募集職種、採用フェーズによって大きく変わってくる為、他の企業も100%同じものを求めているわけではない事かと思います。
だからこそ、企業の求める人物像についてはHPを見るなり人事に聞いているなりして確認するとともに、その求める人物像が果たして自分とマッチしているのかという目線を持って就職活動をしてみてはいかがでしょうか?