会社の辞め時 ~転職を考えてる人に送ります~
ベンチャー企業の経営者は軒並み「サイレントマジョリティー」が大好きだと思っている井木組採用担当の髙原です。
(鬼の超絶ド偏見)
今日は少しボリュームが多くなりそうなので早速本題に入るんですけど実のところ自社(井木組)の採用は勿論、前職の経験やその時の付き合いもあって中途の方の転職相談にのることが度々あるですよね。
なので今回は私が普段お話している「転職活動の進め方」についてちょろっとお話しようと思います。
(転職背景はそれぞれなので一概には言えない部分がありますがご参考までに!!)
➀まずはじめに
・履歴書や職務経歴書を書く
・企業に実際にエントリーしてみる
そういった「方法」の部分に転職は目が行きがちですが、そもそも論「なぜ転職したいのか」を今一度振り返って考えてみた方が良いと思います。今でこそ成果主義的な企業も増えてきましたが、それでも日本企業のほとんどが新卒一括採用の年功序列型賃金制度を導入している為、スキル云々関係なく入れるような所謂「ただの転職」だと業界や職種を変えない限り間違いなく年収は下がりますし、仮に別業界別職種にジョブチェンジするにしても上記の日本的カルチャーを考えるに社内でのキャリアアップでも一定のディスアドバンテージ(各種手当や配属の差など)は覚悟しておいた方が良いかもしれません。
「社内の人間関係」といった理由で転職を考えている人もそう。。。
人事の人は「ならうちもそれが理由で辞めちゃうんじゃない」と思わないわけないですし、それが理由で辞めるにしても人間関係のどの部分に不満をもって辞めるのかくらいはキチンと言語化しておいても良いんじゃないかな~と思います。言語化する事で意外にも解決策が見つかって転職する必要が無くなることもありますし、仮に解決できなかったとしてもそういった行動やプロセスのひとつひとつをしっかり人事の人に伝えれば逆に評価は上がってきます。
いずれの理由にせよまずは「なぜ転職したいのか」くらいはキチンと言語化できるようにしておきましょう。
②企業探し
「会社を辞めてから転職活動をする」or「会社に勤めながら転職活動をする」の2択だと私は絶対後者の方が良いと思ってます。
理由は諸々ありますが最大の理由としては精神衛生上安定するからなんですよね。
もし仮に会社を辞めてから転職活動をするとして、もしなかなか再就職先が決まらなかったらどういう状況になるでしょうか?
沢山くるお祈りメール
減っていく預金残高
たしかに会社を辞めてから転職活動をすると面接の調整がしやすくなる為、転職活動にフルコミットできるというメリットがあるかもしれませんが「生活が出来なくなるかもしれない」というデメリットと天秤にかけた時にこのメリットは少々弱いもののように思えてなりません。また、自分にとって満足のいかない企業からの内定をもらったとしても一定の資金を持っておかないと自分の願望を叶える為の転職活動ではなく「生活の為に就職活動をする」という状況になってしまいます。
なので、少し大変かもしれませんが現職と並行する形で転職活動は行った方が良いと思います。
自分で企業を探したり見聞きできる方は良いですが、自身のない人や企業を探す時間があまりとれない人は企業を紹介してくれるエージェントに相談するか逆求人系のサービスに登録して相手から声をかけてもらえる形式で就職活動をする事をオススメします。
③面接
よく採用界隈では「ポテンシャル採用の新卒」「能力採用の中途」なんて言わてれてたりします。なので中途採用では手を変え品を変え「あなたにはどういう能力があるの?」という趣旨の質問を面接官はしてきます。だからこそ自分は何が出来て何が出来ないかという部分は答えれるようになっておきましょう。
④退職、そして入社
転職先が決まりいよいよ退職報告。
最低でも退職希望の1ヶ月前には自身の上長に退職意向は伝えた方がイイでしょう。社内外問わずお世話になった人への挨拶や業務の引継ぎなどは余裕をもって済ませておくことをオススメします。
え?
やらなかったらどうなるかって??
世間は意外と狭いもんで、仮にそういうことをしようもんなら巡り巡って転職先の人や関係者の耳に入ってきたりするんですよ
(これガチで!!!)
『立つ鳥跡を濁さず』の精神で不義理がないように会社を去るようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
人事として中途面接をしている人間
エージェントとして中途求職者の転職支援をしていた人間
1度転職活動を経験した人間
この3つの立場で経験し、それぞれの心情を理解したうえで現状上記のような計画や方法で転職は進めていくのが1番いいんじゃないかな~と思います。いずれにせよ人生は1度。
後悔ない転職活動をしてください!!
(そしてうちの会社の面接にも是非来てください)