髙原の独り言
鳥取にUターンしてもうすぐ丸2年が経とうとしている井木組採用担当の髙原です。
最近になって鳥取の良いところって何もないところなんじゃないかなと思うようになってきました。
例えばシーシャバーだったりクラブのような陽キャパーリーピーポーの人が行くような施設って鳥取にはないんで自然と趣味が釣りなどのアクティビティに走る人は多いですし、公共交通機関の利便性が都会より良くなかったり車の通りが少ないからこそ毎日車でストレスフリーに通勤できてたりするわけです。
「無いからこそ得られているものもある」というところですかね。
私の超絶リスペクトしているビジネスマンでUSJをV字回復させた株式会社刀の代表の森岡毅さんという人がいるんですけど、彼がとある番組でこんな事を言っていました。
なすびは立派ななすびにするしかない
バランスが悪くても歪でもいい
一つの能力だけ突き抜けていてもいい
弱みが強みになる事はない
もし鳥取県が東京みたいにバンバン大規模商業施設を作ったり公共交通機関を発達させても、それは「劣化版東京」にしかならないわけで、むしろ田舎を満喫したい人からしたら生活環境の差が感じられない分むしろマイナスにもなってしまう事だってあるでしょう。
東京には東京の良さが、鳥取には鳥取の良さがそれぞれあるという事ですね。
これ就職活動なんかでも同じことが言えるんじゃないかな~と思っていて、例えば人事考課ひとつとっても年功序列が良い人もいれば成果主義的な人事考課が性に合ってるという人もいると思いますし、キャリア形成なんかでもスペシャリストになりたい人もいればゼネラリストになりたい人だっている。
だから1000人いて1000人みんなにとって理想の会社はないわけです。
だからこそ自社ならではの強みを見つけ発信していく事は今後より大事になってくるんじゃないかと思います。
国内には6700万人の就業者がいて全く持って関心を持たれないなんてことは(よほどブラックじゃない限り)ないと思いますし自社の特徴やオンリーワンの部分をどんどん発信していけば幾分求職者も企業を選びやすくなるんじゃないかな~と思った今日この頃でした!!