兵法から学ぶ
メガネをかけると「花山薫」みたいなビジュアルになる井木組採用担当の髙原です。
(気になる方はググって見てください!!)
他にも高校・大学の時に「高橋ヒロシ作品に出てきそう」と言われていたので私の顔面はそういう系統のビジュアルなんだと思います。
佐藤健みたいになれる日を夢見て自分磨きしていきたいと思う今日この頃です。
そんなこんなで今日の本題。
私みたいな人種の人間は日本史を読んだり兵法書を読み漁ったりするのが大好きなんですけど、今日は就職活動や転職活動に使える兵法を1つご紹介したいと思います!!
ランチェスター戦略
経営学を学ばれた学生は1度は耳にしたことがある言葉だと思いますし、書店に行けばランチェスター戦略を扱った書籍は沢山あります。元々この戦略のルーツはイギリスのフレデリック・W・ランチェスター氏が第一次世界大戦時に航空機による空中戦の損害状況を研究したこととされています。
これをコロンビア大学の教授が軍事戦略モデルとして改良したり、コンサルタントの田岡信夫氏が経営戦略に落とし込んだものが現在広く認知されている「ランチェスター戦略」です。
ランチェスター戦略は弱者が強者に勝つにはのHow toがふんだんに盛り込まれています。
・同じ武器なら数が多い方が勝つ
・弱者が強者に勝つには局地戦で勝負する
・強者は弱者に抜かれない為に広域線で勝負する
ランチェスター戦略の要点だけかいつまむとこんな感じです。
つまるところ、物量で押し切る強者に対し強者が手を出しにくいところに対し
一点突破を狙う弱者の構図を想像して頂ければわかり易いかなと思います。
ランチェスター戦略は日常にも!!
この戦略を取り入れている企業は私たちの身近なところに沢山あります。
例えばフィットネス事業を展開しているカーブスHDさんは「女性×短時間」という限定したターゲットに対して販売戦略を行い成長した企業であると言えます。
これまでのフィットネスはプールや浴槽、サウナ等を完備したいわゆる総合型のフィットネスクラブが主流でした。
総合型のフィットネスクラブは設備面が充実してる反面、高額になったり回転率が悪い関係で自分が行いたいレッスンやトレーニングを受けられない、あるいは受けにくくなるというデメリットが存在します。また、これはデメリットではありませんが年齢層がどうしても高齢者や男性が多く、若い女性はなかなか足を運びにくかったりもします。
そんななか、カーブスHDは女性向けに1レッスン30分のレッスンを行う事業を展開。
30分という短い時間が育児をしている母親世代から絶大な支持を集め、今では東証一部上場、店舗も全国的に展開するようになっています。これはフィットネスに関わる全ての事を網羅的にやろうとせず、ターゲットや事業を限定し局地戦を行った結果だと思います。
就職活動や転職活動に活かす!!
ランチェスター戦略を就職活動や転職活動にどう活かすにはどうすればいいでしょうか。
営業スキルや開発経験、新卒であればガクチカ等で「これだったら誰にも負けません」とアピールできるものをなにか1つ身につけると良いでしょう。なので、なんでも無難にこなすオール3人材としてではなく特定分野で無双できる1つだけ5人材としてアピールしていくと良いでしょう。特に昨今、終身雇用制度が崩壊し始めているという事もあり、特に中途採用ではゼネラリストよりスペシャリストを雇用したりそういった人材に育成していく傾向が強くなってきています。
そんな市況もありますので、このランチェスター戦略
皆様の就職活動や転職活動、日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後に中田敦彦のyoutube大学でランチェスター戦略がわかり易く説明してあります。
文字数の関係でかなり割愛させていただいているので詳しく知りたい方はリンクを張っておきますのでコチラから視聴ください。