本文へ移動

井木組 採用担当の奮闘記

コミュ力について語ってみた

2021-01-20

これは日本経団連が各社にアンケートを取った採用選考において重要視しているモノのランキングになります。

 

1位:コミュニケーション能力

2位:主体性

3位:チャレンジ精神

4位:協調性

5位:誠実性

 

実際、私が前職で採用のお手伝いをしていた時事前に求める人物像のすり合わせ等を行っていた際も最も出てくるワードが「コミュニケーション能力の高い人を採用したい」だったんですよね。

 

そんな風に企業は学生に対してコミュニケーション能力の高さを求めているんですけど、学生からしたら抽象度が高すぎて分かりにくいと思いますし、実際私も当時人事の方に具体的なコミュニケーション能力は何かを聞いてみてもフワッとした回答しか返ってきませんでした。

 

なので今回はこれから就職活動を行う学生様に向けて

コミュニケーション能力を具体的にお話をしていきたいと思います!!

 

コミュ力をレベルわけしてみる

これは私の持論なんですけど、コミュニケーション能力にはレベルのようなものが存在すると思っています。

 

レベル① 聞いた情報をそのまま正確に伝える

レベル② 聞いた情報を編集、伝える

レベル③ 聞いた情報を多面的にとらえ伝える(自分と相手の立場を慮る)

 

ザックリこんな感じです。

レベル②は仕入れた情報に対して自分の意見を上乗せする事

レベル③は発信する相手の立場などを考慮したうえで自分の意見を発信する事になります。

 

企業はどの水準で求めているの?

新卒の段階ならレベル①くらいの能力があれば優秀な人材だと個人的に思っています。

というのも、レベル②以降は職種によって不要だったり、職場で経験を積んで育成していく必要があるからです。なので学生様はコミュニケーション能力を磨く為に「聞いた情報をそのまま正確に伝える練習」を就活の事前準備として行うと良いと思います。

 

正確に伝える事は難しい

そうは言ってもこれって意外と難しいんですよね汗

なぜなら、仕入れた情報に対して必ず個人のバイアスが発生しちゃうからです。

 

例)

・○○大学の学生だからきっと素晴らしい人間なんだろう

・医者や弁護士は全員高給取りに違いない

 

大学の優秀さと学生本人の優秀さは何の関係性もないですし、これは個々人の高給取りの基準にもよりますが医者や弁護士が全員高給取りだというわけではありません。

事実、日本の病院の52%は赤字経営しているというデータも出て苦しい状況ですし、私が仲良くしている弁護士も少々苦しい状況だそうです。

 

この例のようにブランドやイメージによる先入観により、間違った情報を仕入れたり発信してしまう事は多々あります。そんな事もありますので情報を聞く分にも発信する分にも、まずはフラットな情報を仕入れる必要があります。

 

それができるようになる具体的なトレーニング方法を最後にレクチャーしたいと思います!

 

具体的なトレーニング法

できればテレビが好ましいのですが、様々な情報を見聞きし「事実」「見解」に分けて捉えるトレーニングをするのがオススメです。テレビだと様々な評論家やコメンテーターが事実を織り交ぜながら自身の見解を発信しています。彼らが発信する情報に対してこれは客観的なデータなのか、それとも個人の見解なのかを仕分けて事実ベースで物事を語れるようになると良いでしょう。

 

仕分け方としては

・事実

→発信した内容、もとにした客観的データ

・見解

→コメンテーターや評論家の見解、感想

 

ひとつのお題に対してこの項目で仕分けを行うと良いかと思います。これを行うにより相手に聞かれた質問に対しての回答精度も上がってきますし、論理的な思考能力も高まってくることでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

ちなみになんですが、情報が錯そうする昨今で情報に振り回されないようになる方法論だとも個人的に思っています。このようにコミュニケーションの基礎の部分をしっかり身に着けて、就活の戦闘力を挙げてみてはいかがでしょうか?

■株式会社 井木組■
〒689-2501
鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕
2000番地1
TEL:0858-55-0811
FAX:
0858-55-7070
---------------------------------------------------
・土木一式工事
・建築一式工事
・とび・土工工事
・管工事
・舗装工事
・浚渫工事
・造園工事
・水道施設工事
・内装仕上工事
・宅地建物取引
・リフォーム事業
---------------------------------------------------
TOPへ戻る