女性のキャリア形成
昨日、兄をアッシーに使って買い物に行ってきました。
買い物の最後に何故こんな損な役回りを引き受けたのか聞いてみると
長男だから我慢できたんだそうです。
鳥取の田舎町にも炭治郎はいるんだと感じた今日この頃でございます。
そんなこんなで今日の本題。
最近、井木組に足を運んでくださる女性の方が増えてきました。
また、来年度入社の新卒社員の男女比をみても5:5だったりするので、今後井木組の男女比はますます半々に近づいてくることになると思いますし、井木組に限らず年々建築系や環境系の学部に在籍する女性比率が増えてきている関係で建設業に従事する女性は今後も増えてくると思います。
そんな状況下だからこそ会社説明の時にも女性のキャリア形成について質問をよくいただきますので、今日は普段私が彼女たちにお話してることを上げていきたいと思います!!
組織がみてるのはビジネススキル
「優秀な社員、活躍している社員には役職や裁量が与えられる」というのが企業です。
野球の上手い生徒がレギュラーになるのと一緒ですね。
だから、企業が見ているのは努力の中で手に入れた結果なのであって
性別等の先天的なものではないんですよね。
つまり、男性でも能力が低ければ出世しませんし、女性でも能力が高ければバンバン出世していきます。
よく会社説明会でも「女性でもキャリアアップはできますか?」との質問を頂くのですが
「できる」とは答えますけど、役職を上げたりより大きな仕事を任せてもらえるかどうかは男女問わず本人の頑張り次第だよとお話しています。
それにそもそもの話になっちゃうのですが、私は先天的なもの(性別とか家柄とか)には一切興味がありません。日本は職業選択の自由が認められている国ですし、先天的なもので自分の将来を決められるのもどうかと考えているので、私は後天的に手に入れたもの(努力や結果とか)を評価する人事であり続けたいと思います。
選択肢を増やせ!!
そうはいっても、男性より女性の方が結婚や出産、育児といったライフイベントが発生した時に自分のキャリアを見つめなおす機会が多くなってくると思います。
どういう選択肢を取るにしろ本人の自由のはずなんですけど、環境がそれを許してくれないことって結構あるんですよね汗
・世帯所得が下がるから共働きするしかない
・子どもを産んでも仕事をバリバリしたいのに周りが応援してくれず専業主婦をしてる
金銭的な理由だったり、「子育ては女性がやるべきだ」みたいな周囲の同調圧力によって自分の想いを押し殺して生活をしてる人をこれまで何人も見てきたので、そうしなくていいようにファーストキャリアではお仕事を思いっきり頑張った方がイイよとお伝えしています。
仕事で結果さえ残せば新人教育等の仕事を任せてもらい、在宅で子育てをしながらでも対応できるかもしれませんし、お仕事をバリバリやりたいのであればベビーシッターを雇うというのも方法のひとつでしてアリだと思います。
これまでの記事で何度もお伝えしているように私は不幸と呼べるものがあるとすれば、それは「選択できないこと」だと思っているので大きな意思決定の際に沢山の可能性や選択肢を用意する手段としてお仕事は頑張るに越したことはないと私は考えています。
いかがでしたでしょうか?
だいたい、こんな事を会社説明会の時にお話させていただいてます。
こうやって文字におこしてみると結構ディープな内容話しているなと感じます笑
そんな会社のPRだけじゃなくお節介にも聞かれた質問以上に、キャリア形成に関してはアドバイスをさせていただく井木組採用担当の髙原でした!!