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井木組 採用担当の奮闘記

兵法書から学んでみた

2021-02-20

PC作業をやり過ぎると片目が真っ赤になる井木組採用担当の髙原です。

・目が真っ赤になる

・コーヒー大好き

 

これらの要素を持つ私はきっと喰種のなんだと思います。

#中二の極み

 

 

そんなこんなで今日の本題。

 

 

敗北=死を意味していた戦国の世に生きた人の勝利のHow to本は非常に今を生きる私達にも役立つものばかりだと考えていますので、兵法書の類は割と好んで手に取るようにしています。

 

なので、今回はオススメの1冊を紹介するとともに「なぜこの本をオススメするのか」

ご説明できればと思います!!

 

 

五輪書 著:宮本武蔵

 

伝説の剣豪と謳われた宮本武蔵が遺した兵法書です。

名前は知ってるけど、中身はわかんないや。。。

そんな人も多いと思うので、個人的にイイなと思ったところだけお伝えしたいと思います!

 

 

 

その時々の最善手は決まっている

例え複数の相手に斬りかかられたとしても、100分の1秒単位で見ると必ず同時というわけじゃなくて、避けるなり受け止めるなりその時々の最善手は決まっているというのです。ちなみにですが、宮本武蔵の逸話として複数の敵に囲まれたときに武蔵がとった行動は「走って逃げた」だそうです。

 

走って逃げると敵も追いかけてくる為、敵と戦う順番が自然と足の速い相手から戦うことになります。つまり複数人相手がいようが1対1になるのです。

 

 

実際、仕事なんかしていると複数の敵(タスク)に囲まれることなんてムチャクチャあります。

そんな時にいっぺんに物事に取り組むのではなくて、きちんと優先順位をつけて処理をしていく事が大切だと思います。

 

マルチタスクという言葉がビジネスシーンで使われたりしますが、人間の脳ミソやスペックはそこまで優秀ではないので、複数の業務は並列処理するのではなく順位をつけてこなしていく方が得策だよ。

 

そう武蔵くんは現代のビジネスパーソンに言ってる気がします。

 

 

 

有事に備えよ!!

五輪書だけじゃなくて孫氏の兵法とか様々な兵法書に書かれている事でもあるのですが、兵法の基本は「勝てる戦しかしない」なんですよね。

 

よくバトル漫画とかである手に汗握る大勝負は絶対NGで、戦う前から勝負の決着が目に見えるレベルで入念に準備をする事が兵法の基本なのです。

 

宮本武蔵は二刀流で知られていますが、実際戦国時代の後半にもなると二刀流の武士って結構いたんですよね。でも、なんで宮本武蔵がこんなに強かったのかというと入念に準備をしたり知恵を働かせたりするだけじゃなくシンプルに刀一本でも普通の人より強かったからだそうです。

 

「小太刀で受けてもう片方の刀で斬る」これが二刀流のスタンダードな形ですので、守りと攻めで役割がある関係上、片方が使えない環境になったら途端に弱体化してしまうのです。それにそもそも相手を攻撃する刀は実質一本ですし、片手で振るとなると刀の軌道も限られてくるのでむしろ強くなさそうな気さえしてきます。

 

しかし、そんな普通の二刀流剣士と違うのが宮本武蔵!!

宮本武蔵は馬上での戦闘や崖際での戦闘を想定して片手でも刀を上手く扱える剣士を目指したそうです。相手が右にいる時もあれば左にいる時もあるので両手とも上手く扱えるようにし、それができるようになると一本より二本持った方がお得なので二刀流になった。

それが宮本武蔵の二刀流のルーツなのでそもそも他の二刀流剣士と意味合いが結構変わってくるんですよね。

 

普通の剣士の二刀流はどちらかというと守り主体の考えや型なのに対し武蔵は自身の死角や攻撃の手数を増やす為の手段としての二刀流なのでそれは強いのも納得できます。

 

このように武蔵は他のどんな有事の際でも対応できるように研鑽を重ねていった結果、二刀流になり数々の勝利を収めてきたのです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

愚者は経験から学び賢者は歴史から学ぶという私の座右の銘に則り過去のお偉いさんに教えを乞うている毎日なわけですが、こういう勝負の勝ち方や勝つための考え方は割と今も昔もあんまかわってないな。

そう思います。

 

普段私は本を購入時に考える要素のひとつとして「普遍的な学びを得ることが出来るか」というところには結構気を遣っています。せっかくお金を出して本を購入するのであれば、2度3度見直した時にも同じ学びを得たいのでそうした体験ができる本は積極的に購入するようにしていますし、逆に最近の流行やトレンドに乗っかった書籍は情報の劣化スピードも凄まじいので買わないようにしています。

 

過去の偉人や経営者、スポーツ選手など一線で活躍をしている人の考えや価値観に触れ、教養を深めることは学びを得るうえで非常に大切なものだと思いますので、是非皆様も一度このような類の書籍を手に取ってみてはいかがでしょうか??

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