最近、座り仕事が多すぎてオシリが4つに割れ始めている

井木組広報担当の髙原です。

 

今回は建設業界の外国人採用と、外国人の方の志向性について

お話したいと思います。

 

海外人材の雇用を検討している

 

そんな企業様の参考になればと思いますので

是非一読くださいませ^^

 

 

今回このテーマを取り上げたキッカケですが

井木組でも今年から外国人の高度人材の採用を行うようになりました。

 

厳密には労働力ではないのですが、近年「技能実習生」という形で

外国人の出入りはあった建設業界ですが、実習生としてではなく

語学力の壁こそあるとは思いますが、ほぼ即戦力として

既に母国で業界での就業経験のある人材を井木組では

採用しようと思い行動したのが事の顛末でございます。

 

就業前に1度日本語学校に通うこともあり、実際に働くのは

2022年の話なのですが井木組ではベトナム籍の方を

迎え入れることが決まっています。

 

募集→選考を通して私が感じたことではありますが

ベトナム人の方は日本への就業に対するモチベーションが

ムチャクチャ高いんです！！

 

理由についてですが、ザックリ下記の理由が

応募していただいた方の口からよく出てきました。

 

・日本で稼いで家族を楽にさせたい

・日本の高い建設技術を学びたい

・働きながら日本の文化に触れたい

 

ベトナムは日本より格段に物価の安い国ですので

ある種出稼ぎのような気持ちで日本への就業を考えている

人が近年増えているそうです。

 

それと日本の建設技術についてですが、建築技法は勿論のこと

面接をした方からよく言われたのが日本の建設現場の安全水準の高さです。

 

「そんなに驚くことある？」

 

私もそう思って、井木組の役員陣と現地の建設現場をネットで

調べてみました。

 

 

 

なん。。。だと！？

 

足場もない。命綱さえつけていないなんて

それはベトナム人の方が口をそろえて日本の建設業界の

安全面の配慮の高さを言うわけだ！！

 

結論、今回応募して家族に仕送りをする為という根幹の目的はあるものの

治安も就業する現場も安全なので皆さん高い渡航費を払って

日本での就業を志すそうです。

 

 

実際に私が応募者の面接をしましたが、働くモチベーションは

日本人よりワンランクもツーランクも高いような気さえしました。

 

 

 

そんな海外の高度人材を迎え入れる井木組ですが

課題も盛りだくさんです。

 

まず1番に挙げられるのはコミュニケーションです。

1年間日本語学校に通うとはいえ、本人がどの程度日本語を習得するのか

非常に未知数な部分があります。

 

あとは海外から、単身入国・就業をするので本人の気持ちのケアですよね。

本人はスマホがあるから家族とは毎日顔を合わせることができると

言っていましたが、日本での暮らしについての

相談はなかなかできないかな～と思います。

 

ですので、井木組としては技術を身に着けて

キャリアアップをしていただくことは勿論、本人が1日でも早く

日本の環境に馴染んでもらえるように尽力してまいります。