先輩社員が使っちゃいけないNGワード
入社式も終わりほんのちょぴっとではありますが、お仕事に落ち着きを取り戻してきた井木組採用担当の髙原です。
実際のところ22卒の対応だったり翌年度の諸々の仕込みだったり、やりたい事ややらなければいけない事は沢山あるのですが現在進行形のタスクがひと段落着いたら数日ひと休みもらおうかと考えている今日この頃でございます。
そんなこんなで今日の本題。
当社では「トレーナー制度」というのを設けていまして、新入社員は入社してからしばらくの間ベタ着きであれやこれやと指導をするんですね。
そ・れ・で
私も採用を行った人間として彼らにお願いとして「この言葉は使わないでくださいね」というのをひとつご提案させていただきましたので、今日はそのNGワードを皆さんにお話したいと思います!!
「~わかると思うんだけど」は使っちゃいけないよ
「これ見たらわかると思うんだけど。。。」
「やってみたらわかると思うんだけど。。。」
このワードは指導する側の人間は使っちゃいけないと私は考えてます。
この言葉を使う背景として多分自分のする説明に自信がないから言ってしまうのではないかと思うのですが、この言葉を使っちゃうと新入社員目線、このあと質問が非常にしにくくなってしまいます。
結果としてどういう事が起こるかというと、新入社員がわかったフリをしちゃうんですね。。。
聞こうにも聞けない状況が長続きしちゃうと勿論新人は育ちませんので、こうならない為に指導する側の人間はキチンとその辺を配慮していかなければいけません。
じゃあどうすればいいの?
これに関しては私も模索中段階ではあるんですけど、「こんな声かけしたらいいんじゃないかな」という具体的な声かけや指導するにあたり必要な姿勢を考えてみました。
・説明時は中学生が理解できるレベルまで比喩等を用いて説明する。
そもそも説明する時に新人に「ん?これどういう事??」という感想を持たれないことが大事だと思います。
その為にできる限り、専門用語等は使わずにわかりやすくせ相手によって持ってる前提知識や思考レベルは様々なので義務教育終了相当まで話の内容を修飾してあげるといいでしょう。
・「10回は同じことを言わないと記憶に定着しない」というスタンスで接してあげる
私の友人の小学校の先生は児童にこのスタンスで授業を教えているそうです。指導者側が良く陥ることとして1度指導しただけで相手が「理解している」と誤認する事があります。
でも、実際1度取り入れた情報を全部理解する事も難しいですし、それを1発で記憶に定着させる事なんてもう無理ゲーの極みじゃないですか?
だからこそ、何度も何度も根気強く説明してあげる事が大事なんじゃないかなと思います。
いかがでしたでしょうか?
普段割とテクニック的なお話をさせていただく機会が多いのですが今回はスタンス面の話をあれやこれやと偉そうに語らせていただきました。
新入社員への教育研修による早期戦力化は世界中の企業の命題だと思いますので、皆さんも私と一緒に「どうすれば社員が良く育つのか」一緒に考えていきましょう!!