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今月の社長ごあいさつ

2026年2月

 先日、NHK番組「クローズアップ現代」にて、“手書き”の重要性についての指摘がなされていました。 ※下記「気になるNHK」より一部引用
 
 「漢字が思い出せない」「字が下手になった」といったことは私たちも既に感じているかもしれません。パソコンやスマホの普及で、書く力が衰えてきています。それだけではなく、“手書き離れ”が学力や認知機能の低下につながりかねないという研究結果が次々に報告されているのです。
 事例として紹介されたのは教育大国と言われるスウェーデン・ストックホルムの教育現場です。政府は「読み書きを学ぶために最良の環境は、本・紙・鉛筆である」という考えを打ち出しました。背景には、急速なデジタル化と同時期に起きた学力低下への強い危機感があります。
アメリカでも読解力向上との関係が注目され、現在では全米の約半数の州で、手書きが必要になる『筆記体』の授業が義務化されています。
 
 手書きでは、五感の多くを使って文章を仕上げていきますが、この同時処理こそが、脳を活性化させ、理解や記憶を深める鍵になるというのです。キーボード入力では省かれがちな感覚情報が、手書きでは自然に積み重なり、考える力そのものが刺激されるのです。
 
 たしかに手書きで文字を書くのは疲れます。だからこそ脳が活性化されるのでしょう。現代において私たちはPC・スマホは手放せませんが、便利さを求めすぎて、人間としての能力を退化させてしまっては残念です。
 AIを使って独創的な字を書くこともできるのでしょうが、それを鑑賞して何の意味があるのか?書道家が精魂込めて作り上げた作品だからこそ、私たちは心を打たれ、素晴らしさを味わうことができるのではないでしょうか。
 
 デジタルとアナログをうまく使い分けることはできるでしょう。私もPC・スマホ使っての文書作成は多いですが、葉書や手帳、TODOリスト、研修や打ち合わせ記録は手書きで書くようにしています。アナログの方が工夫しやすく、記憶に残りやすいと実感しています。 

 人間としての能力を手書きによって覚醒させたいものです。

代表取締役 井木 敏晴
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