価値について考えてみた
先日井木組の内定者の皆さんとオンラインで人狼をしたところ、ものの見事にフルボッコにされた井木組採用担当の髙原です。
#勘のいいガキは嫌いだよ
#ハガレン一気見したせいでだいぶ影響受けてます
ここ1年、みんなで顔を合わせてバカ騒ぎする事を世間が許さないようなご時世だとは思いますが、会えないなら会えないなりに楽しむ術を見つける事が大事だと思いますしそうやって程よく社内外の皆さんに息抜きを提供するのも私の仕事かな~と思ってる今日この頃です。
さて、そんなこんなで今日の本題。
最近個人的に様々なサービスや業態が提供する「価値」について凄い研究しています。
例えば間に人が入ることで値段的にはお高くなっちゃってるんですけど、商社は間に入る事でそのブランド力や営業力を提供していますし、今のご時世生鮮食品さえもネットで買える時代、スーパーの介在価値は試食だったりタイムセールだったりをリアルタイムで行える&五感で楽しめる。そんなライブ感にスーパーの介在価値はあると言えるでしょう。
つまるところ、値段が高くなろうが利便性で劣ってようが使う人は使うという事です。
今日はそのメカニズムについて詳しくお話していこうと思います!!
マイナス=無価値ではない
知識がない
時間がかかる
値段が高い
モノにしろサービスにしろこれらはあるに越したことのない物のように思えますがこれらは定量化しやすい指標の為、価格競争に陥りやすいという危険性も孕んでいます。ですがブランドやライブ感といったものはどうでしょうか?
測る物差しがない為、例え定量的なマイナス点があったとしてもそれを上回る定性的な価値を提供できればお客様は利用して頂けるはずですし、そもそもそのマイナス点が価値になる事だってあるのです。
バーベキューから学ぶ
当たり前ですが素人が焼く肉よりプロに焼いてもらった方が断然美味いですし、火をおこす時間や炭を買う費用とかを考えてもコストパフォーマンスだけ考えるとバーベキューはしこたま悪いように思えます。
でも、そんな考えでバーベキューしてる人っていますかね??
少なくとも私は25年生きてきて、こういう思考の人一度も見たことありません。
つまるところ、バーベキューはこのしこたま悪いコスパを凌駕する価値を提供しているということです。
で、推察するに全員参加型のエンタメをバーベキューは提供しているのではないでしょうか?
皆で役割分担して準備をする体験
ちゃんと火が起こせるのかというドキドキやハラハラ
焦げてしまい不味くなった肉を食べる経験
お店で提供される焼肉と比べると値段もクオリティも数段劣るはずですが、この準備から片づけまでの一連のプロセスを参加者全員で行えることこそがバーベキューの価値であり焼肉屋さんとの大きな差別化ポイントであると言えるでしょう。
これの良いところって何かというと、味や値段の部分で成功しようが失敗しようが話のネタになる=エンタメとして「成功」する事なんですよね。
このようにマイナスは時と場合によって私達に物心の両面から幸福をもたらしてくれますし、この手法・ビジネスモデルは様々な事に活かしていけるのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はビジネスモデルや業態から価値についてお話させていただきましたが、これ個人の話に落とし込んで考えてみても面白いかな~って個人的に思っています。
体力的に陰りの見えてきた年長者だから提供できる価値
知識や経験の乏しい新人だから提供できる価値
そんな目線を持って日々の業務にあたったらお仕事前より少しは楽しくなるんじゃないかな~と思っています。
マイナスを気にしては嘆いている私達ではありますが、それをプラスにして提供できるよう皆さんも模索してみてはいかがでしょうか?