「神の一手」と「紙の一手」は紙一重
ドクターペッパー片手に「ガイアの夜明け」を見ることが最近の日課になってる井木組採用担当の髙原です。
小学校か中学校の時くらいから「プロジェクトX」を見るくらいにはビジネスドキュメンタリーが大好きなんですけど、社会人になってからというものエピソードの中に感情移入できる部分も多くなり脳汁が止まらない毎日を過ごしている今日この頃です。
さて、そんなこんなで今日の本題。
皆さんなにか考え事をした際に「ひらめく」という感覚を味わったことはありませんか?
暗雲が晴れるような
もやもやした霧が急になくなるような
考え事や悩みごとの規模に大小はあれどそんな経験をしたことある方は1人や2人じゃないはず。。。
そこで今回はそんな「神の一手」の見つけ方と注意しておいた方がイイポイントをまとめてみましたので是非ご一読くださいませ!!
「神の一手」の見つけ方
プレゼン資料なんかでイメージしてもらうとわかり易いですけど、面白いプレゼンって資料のスライドからその見せ方、話の構成までトコトン面白いじゃないですか?
実際のところどうかはわかりませんが、多分プレゼンする人って一定クリエイティビティを発揮したと思う反面、その前に上手いプレゼンをした人のプレゼンを見たり資料の構成の仕方について勉強したりと一定の下調べはしたと思うんですよね。
だからこそ、ひらめきが欲しい局面でもこれまでの経験に加え知識を掛け合わせることで精度の高いパフォーマンスを獲得してるのではないかと思います。
つまるところ「神の一手」は本来、ただ口を開けて突っ立ってるだけの人にはやってこないので、常日頃からつながりのはしてお準備いたほうがイイってことですね。
「神の一手」の注意点
ひらめきを得る為にはその為の準備をした方がイイよという話をさせていただきましたが、2つほど抑えて置かないといけない注意点があります。
1つはひらめいたことに前例はあるのかということ。
これ言っちゃなんですが人類70億もいるので自分のひらめきなんて他の誰かがだいたい思いついてるんですよね。物事ひらめいても成果が伴わなければ意味がないので、ひらめいたものに関してはキチンと他の人がやって成功したのか失敗したのか、それはなぜなのかみたいな事は精査しておいた方がイイと思います。
2つ目はひらめきはバイアスがかかる可能性が高いということ
これどういうことかというと惚れ込んだ相手にはその人の良い部分しか見えなくなるのと同じように、恋は盲目状態にひらめきも陥ってしまうことが往々にしてあるんですよね。
だから一度ひらめいてしまえば、その後はそれを肯定する意見や情報しか聞き入れなくなってくる。。。
そうならないように、ひらめきMAX脳汁ドバドバ状態もほどほどに一度自分の気持ちと脳ミソをクールダウンする必要があるんじゃないかと思います。
長々とお話しましたが要約させてもらうと「ひらめく為には情報が必要だけど、ひらめきに酔わないように気をつけてね」という話をさせていただきました。特に仕事をしてる時なんかは他社との差別化や独自性のようなモノを求められるシーンが多々あるので、その打開策としてひらめきがとても重要になってきます。そんな自身の現状を打開する「神の一手」が蓋を開けてみれば箸にも棒にも掛からぬ「紙の一手」にならないように気をつけたいものです。
