若いうちはポジションを取るな!!
2022-09-20
某イカとタコがインクを塗り合うゲームが発売されてからというもの、夜な夜な発狂しながらプレイに勤しんでる井木組採用担当の髙原です。私髙原と戦いたいようであればいつでも受けて立ちますので、そのような勇敢な方がいたらいつでも連絡よろしくお願いします。
さて、そんなこんなで今日の本題。
今日は「若いうちはポジションをとるな」というテーマでお話をしていこうと思います。『ポジション』とは自分の立場や主義主張をハッキリさせることを言うと思うのですが、この行為には当然メリットもあればデメリットもあるんですよね。そこで今回はポジションを取ることのメリットやデメリットを抑えたうえでなぜ若いうちはポジションを取る行為をしてはいけないのかについて説明していきたいと思います。
ポジションをとることのメリット
私はポジションをとることのメリットとして大きく2つの効果があると思っています。
ひとつは注目を集めやすくなるということ。TVやYouTubeなんかで「絶対に買うべき○○グッズ」みたいな見出しをよく見かけたりすると思うのですがあれも立派なポジションをとる発言であり、そんなタイトルを見たらついつい内容を確認しちゃいたくなりますよね。商品を買ってもらう手段としてのポジション取りやそのテーマのインフルエンサー的な立ち位置としてリードしていきたい人なんかはポジションを取る発言をしていく事は重要なことだと思います。
ふたつめのメリットとして、ポジションをとればそれが自身のブランディングになっていくことが挙げられるでしょう。例えばアナタが「健康の為に20時以降は絶対炭水化物はとらないほうがいい」とポジションを取ったとしましょうか。そうやってポジションを取った際、アナタの意見に共感してくれる人は同じ考えを持った人や健康意識の強い人達なわけで毎晩ギルティなメシにありつきたい人はアナタの周りには寄ってこなくなるんですよね(一部アンチと呼ばれる属性の人も出てきますが)
このようにポジションを取る言動というのは自身の意見に対しての敵味方をハッキリさせてくれるのでそこも大きなメリットであると言えるでしょう。
ポジションをとることのデメリット
私が思うポジションを取ることのデメリットって『一貫性を求められること』に尽きると思うんですよ。
それこそ20時以降に炭水化物を取らないと言ってる人が深夜にジャンクフードを食べようものならその意見に対しての賛成派からも反対派からも非難の声をもらうでしょうし、やっぱり遅い時間に米を食べたいと思ったとしてもポジションを取った手前撤回もしにくくなったりするんですよね。ポジションを取った際に集めた注目や人気、知名度はあくまで『ポジションを取ったから』手に入ったものです。なので、ポジションを取る行為をするにしてもそういったデメリットがあることは予め頭に入れておいた方がいいかもしれません。
ではなぜ若いうちにポジションを取ってはいけないのか?
やっとこさ本題の話をさせていただくのですが、タイトルにもある通り若いうちはポジションをとってもデメリットの方がメリットより圧倒的に多くなるんですよね。
それはなぜか。。。
それはポジション取っちゃうと視野が広がらないし成功や失敗の経験値を溜めることが出来ないからです。
仮にアナタが「この仕事以外したくありません」と言ったとしましょうか。こんなポジションを取ってしまうとそれ以外の仕事に対して自分がどれくらいできるのか、できないのかが分からないですし何より「あれ!?思ってたよりこの仕事も面白いじゃん」みたいな気づきを得る事も出来ないんですよね。
それに、先輩上司との指示や指摘について自身の考えと違いがあったとしても自分の意見は出さず一旦は言うことを聞いておいた方がいいと思ってます。指示に従った結果、仕事が上手くいけばOKですし上手くいかなかったら『上司の指示に従った結果上手くいかなかったという事実』を盾に自身の意見を理路整然と唱えればいいだけなので。。。
もしこれが先輩上司の意見を試しもせずに自身の意見を通しちゃうと先輩上司に『自分の意見を聞いて上手くいった世界線』を残し続けちゃうことになるので、自身の主義主張を出してポジションを取る行為は組織で働くうえであまり得策ではないように思っています。
いかがでしたでしょうか?
私自身、不特定多数の人に発信する際は自身の主観100%の意見を出すのはアリだと思っているのですが、近しい人、特に上下関係が絡むような相手にポジションを取るのはオススメしません。仮にするにしても主観ではなく客観的な事実に基づいた意見をたまにするくらいでいいと思っています。特に経験値や周囲との関係値が不足しているうちはスポンジのように何でも吸収する気概でどんな経験もどんな情報もとりいれてみてはいかがでしょうか!